アスペルガー付き合い方

アスペルガー症候群への対応

アスペルガー症候群は脳の中枢神経系になんらかの異常があると考えられていますが、詳しい原因などはまだ解明されていません。

 

高機能自閉症ともいわれ、言語能力は高いですが、人間関係などで問題が起きやすいです。

 

簡単に言えば「なんか変わった人」という印象を与えるような特徴があり、幼少期にその特徴が現れます。

 

具体的には千差万別ですが、全般的に興味を持つことに対して知的好奇心が非常に旺盛で、記憶力もいいです。

 

その為、鉄道に詳しい・カレンダーを見なくても特定の日付の曜日がわかる・ある特定のジャンルの知識が豊富、といった、子供のころに「○○博士」と言われるようなタイプです。

 

ただし自分が嫌いなことに関しては徹底的に避けようとする傾向にあり、例えば「勉強は好きだけどノートをとるのはどうしても嫌だ」というような苦手分野が顕著に現れます。

 

また基本的に指示されたことは忠実にこなしますが、抽象的な指示は通じません。よくあるのが「ちゃんとしなさい。」という言葉です。

 

「ちゃんと」と言われただけでは何をどうすればいいのかわかりません。

 

例えば掃除をさせるなら「ここからここまでをほうきで掃いてください。」という指示が必要で、片付けをさせるならすべてのものの収納場所を指定する必要があります。
さらに注意されたことはその場面でしか通用せず、類似のほかの場面には応用されません。

 

例えば国語の時間に「私語をしてはいけません。」と言われたとすると、『国語の時間は私語をしてはいけないんだ。』という認識になり、ほかの教科の授業でも私語をしてはいけない、ということには気づきません。

他人の感情を読み取るのが苦手なアスペルガー症候群

 

人付き合いについては、他人の感情を読み取るのが苦手な傾向が見られます。相手の表情や口調から感情を読み取ることが苦手です。

 

その代わりに、「ドアを乱暴に閉めたときはその人は怒っている」などのように、一つ一つの動作をパターン化して覚えていきます。ですのでいろいろな場面で、この人は今悲しいんだよ、人がこういう風にするときは怒っているんだよ、というように教えていかなければいけません。

 

そしてほかの特徴としては、身体に触れられるのを嫌がったり、音や光などの刺激に対して弱いことがあります。

 

ただ嫌なことはわかりやすく態度に現れるので、日常的に観察していれば気を付けることができるでしょう。

 

アスペルガー症候群についてはまだまだ分からないことが多く、周りの人からすれば付き合いづらいこともよくあるでしょう。

 

ですが、その人とよく関わって、理解してあげれば、その人の能力を大きく伸ばすことができ、うまく付き合えるようになっていくと思われます。

 

困ったときの一番の対処法は、本人の考えを聞いてあげることです。

 

普通の人には理解しづらいこともあるでしょうが、それを受け入れてあげることが、良好な関係をつくる近道だと思います。

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