アスペルガー子供

アスペルガーの子供

アスペルガー症候群の子供は、やる気のない子ではありません

 

アスペルガー症候群を抱えている子は、周囲からは【やる気のない子】と捉えがちられです。

 

見た目には分かりにくい障害の為、周囲からは理解されにくい症状でもあります。
言葉を上手く理解したり、上手く伝える事が苦手なだけで何も感じない訳ではありません。
長い言葉で伝えようとすると、言葉を解読するのが苦手で意味を理解するのに困難である為、言っても分からないだろうと捉えてしまう人も多いですが、ポイントを絞り短い言葉で伝えると理解する事が出来ます。

 

興味のある事には没頭し、納得いくまで知ろうとする部分もあります。
約束事を守らないのではなく、無意識に頭から抜けてしまうのです。
やるべき事をしている途中、気になる物が目に入ると、そちらに意識が集中してしまい今やらなくてはいけない事を忘れてしまう。
決して、わざと怠けている訳ではないんです。

 

幼い頃は、道路には飛び出してはダメだと分かってはいても、道路の向こうに気になる物が目に入ると、一目散にかけ出してしまう。

 

その様な、危険な場面も少なくないかもしれません。

 

自分がされて嫌な事は人にはしてはいけない、など大まかな伝え方では理解する事が難しいようです。
これはダメだよと、何がダメなのか具体的な言葉で伝える事が大事です。
少し大きくなってくると、頑張ってるのにできない自分に悩み、自信を失ってしまう事もあります。
頑張りが足りないから、怠けているからという言葉は禁句です。

アスペルガー症候群の子供の葛藤

 

本人も自分の中で葛藤し、悩みながら必死で過ごしています。
普通に意識すれば、当たり前の様に出来るはずの事が、本人の中での重要度が低ければ無意識に頭の中から抜け落ちてしまうだけなのです。
わざと怠けている訳でも、努力を怠っている訳でも、周囲を困らせたい訳でもありません。
周囲の理解が難しい現実に、本人は必要以上に悩み生きる事にすら自信を失ってしまう事もあります。
目に見えるものではないので、同じ病気でも各自の症状のレベルも様々です。
歳を重ねるごとに上手く自分のペースを掴み、自分の道を見付けられる人もいます。

 

必死になって努力を重ねても、上手くいかず社会に受け入れられない事で新たな世界を見出だせなくなってしまう人もいます。
何度言っても理解しない、何度やっても理解しないと捉えがちられですが、得意な事を見つけることが出来れば凄い力を発揮する事もあります。
気持ちをくみ取り、気持ちを伝える事が苦手。

 

しなければ行けない事が、分かっているのに失敗してしまう。
周りは様々なフォローに回らなければいけない場面や、時に負担を感じる事もあるのかもしれません。

 

しかし、人が普通に出来ることが不得意であり、人が不得意なことが得意であったりと、一つの個性です。
目に見えるものではないので、理解するのは大変でもあり、まだまだ浸透されてない障害ですが、持って生まれたものは、その人にしかない一つの個性です。

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