ADHD

大人と子供のADHD

ADHDとは注意欠如・多動症の意味で、子どもだけでなく大人にも症状に悩む人がいます。

 

大きく分けて不注意、衝動性、多動性に分けられます。

 

「不注意」の症状はケアレスミスが多い、集中力が続かない、片付けが苦手など。

 

「衝動性」と呼ばれるものは思ったことをそのまま口にしてしまう、衝動買いをしてしまうなど。

 

「多動性」と呼ばれるものは貧乏ゆすりなどをして終始落ち着かないなど。

 

しかしこのような症状は他の病気の症状としても現れるのでこれだけでADHDであるとは判定出来ないので、他の病気や障害ではないことを確認する必要があります。
原因は脳にあり、ADHDの人は前頭前野の活動に偏りがある、ドーパミンなどの神経伝達物質が不足気味であるといわれています。

 

また、ADHDに見られる行動は子どもにはよく見られるものなのでなかなか周りの理解を得られずに否定的な意見を受けることが多々ありますが、親の育て方が悪いわけでも、子どもの努力が足りないわけでもありません。


大人のADHD

 

否定的な意見を受け続け、教師や親など、周りの大人にしかられ続けると、自分に対して否定的になってしまったり、癇癪をおこしやすくなったりしてしまい、さらには大人になっても社会的に孤立してしまうことが多々あります。

 

しかし、集中力がない代わりにひらめきや創造性があったり、落ち着きがない代わりに雄弁であったり、衝動的な代わりに実行力があるので、中には天才も多く、ガリレオやリンカーン、坂本竜馬、レオナルド・ダ・ヴィンチなど様々な分野の天才の中にADHDであった、ADHDであったと考えられている人がいます。

 

そのためADHDの子どもに対しては、その子が才能を発揮できるものを見つけてあげることが他の子どもよりさらに重要になるでしょう。

 

ADHDの治療

 

治療には、大人でも子どもでも周りの環境を整える、保護者や家族が具体的な対処法を学ぶ(子どもであれば教師、大人であれば職場の方などにも理解してもらう)、本人が適切な行動を学ぶといったものと、アトモキセチン、メチルフェニデートという神経伝達物質の不足を改善するお薬を使うものの2種類があります。

 

子どもの頃には少々お転婆な子という程度の解釈をされていて、大人になってからチェックシートなどで確認して初めてADHDだと発覚する方もたくさんいらっしゃるようなので、子どもであれば注意を払ってちゃんと気づいてあげる、大人であれば悩んでいる症状でADHDに当てはまりそうなものがあればまず病院に行ってみることが大事なのではないでしょうか。

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